Event
白井剛演出作品:静物画-still life
2010年03月19日(金)~2010年03月22日(月)
どこまで近づいても決して辿りつかない写生の無限。
遠ざかりながら向かってくるのは、あたりまえに奇跡的にそこにある、それ。
「演劇計画2009」を締めくくる、京都芸術センタープロデュース公演は、白井剛の待望の新作です。前作『blueLion』は、上演時間2時間を超える大作でありながら、ダンス・音楽・映像の諸要素が緊密に関わり合い、白井剛の美学がいかんなく発揮された、彼の転機といえる作品になりました。今回の新作では「静物画」の名のもと、あたかも画家が描いては消すことを執拗に繰り返しながら対象を見つめるように、白井は人間という存在をダンスによってどのように見つめることが出来るのかを問いかけます。競演に元「Noism」の青木尚哉、そして鈴木美奈子、高木貴久恵、竹内英明といったフレッシュな顔ぶれを迎え、約2ヶ月間京都に滞在し作品を制作します。白井自身の久々の出演ともなる本作に、どうぞご期待ください。
■公演詳細
日時 2010年 3月19日(金)~22日(月・祝)、4ステージ
19日(金) 19:30
20日(土) 19:00
21日(日) 15:00 ★
22日(月・祝) 15:00
※受付は開演の1時間前、開場は開演の30分前
★21日(日)終演後、ポスト・パフォーマンス・トーク
会場|京都芸術センター・講堂
料金|一般前売 2,500円 一般当日 2,800円
学生前売 2,000円 学生当日 2,300円(要証明)
高校生以下 500円
*日時指定・自由席
チケット取扱|京都芸術センターチケット窓口 利用時間 10:00~20:00
年末年始(12/28から1/4)を除き無休 Tel:075-213-1000
ウェブサイトからもチケット予約していただけます。(http://www.tp-kac.com/index.html)
クレジット 構成・振付・演出/白井剛
出 演/青木尚哉、鈴木美奈子、高木貴久恵、竹内英明、白井剛
舞台監督/夏目雅也
舞台美術/杉山 至
照 明/吉本有輝子
音 響/宮田充規
衣 裳/山本容子
協 力/ハイウッド、有限会社美学舎
宣伝美術/大庭佑子
宣伝写真/齋藤裕也
イラストレーション/野村康夫
演出家コメント-------------------------
画家がモデルを対象に、それを写生しようとするとき、
その感覚は踊っているときや振付を作っているときに近いのではないか、どうなのか、
と思ったのが「静物画」という言葉を思い浮かべた始まりでした。
ダンスが起こるとき、そのからだや動きや、場所や時間のなかに見えている、おぼろげだけれど確かななにか。
そのなにかのことを、例えば「ダンスの静物」と呼んでみる。
「からだ」という名の台座にのせて、それを良く眺めてみる。
部屋のテーブルに、一見つつましく佇む、日常のなんでもない物にふと目がとまって見ているうちに、
視線が吸いこまれ、共振し、そして突き放されるときのように、
可能な限りそんなふうに、一つ一つを見つめ描きつづけることができたなら、
その果てにとり残された写生の残像は、「生」かなにかを写しているだろうか。
白井剛
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